肝腎なもの
- maicyan28
- 2023年1月25日
- 読了時間: 3分
新年が明けて
気がつけばもう1月も折り返してしまいました。
寒波がきているとのこと皆様風邪などひかずにお過ごしでしょうか?
我が家は2年前から湯たんぽ生活をしていて
夜はストーブの上に直火で温められる湯たんぽがたくさん並び
寝る時に使っています。
小さい湯たんぽを背中とお腹に置いて挟んだり
足元に置いたりしていますが
本当に暖かくて幸せな気持ちになります。
湯たんぽはもう欠かせないものですが
タイトルにしたのは湯たんぽのことではありません。
「腎臓」のことです。
大切なことを肝腎といい、肝臓と腎臓は人間の生命活動で欠かせないものですが
「腎臓が寿命を決める」という本を読んで
なるほど、納得しました。
タイトルは決して大袈裟ではなく、
まさにその通りの内容。
腎臓の主な仕事は
ご存知の通り血液を濾過して尿を作ってくれていますが
それは体にとって必要なものと不要なものをきちんとより分けてくれているということなので
腎臓が悪くなってしまうと本来排出されるべき毒素が体内にたまってしまうので
さまざまな病気になってしまいます。
生き物の寿命はネズミなどの小さいものは短く
象など体が大きくなると長くなるのですが
いくつか例外があって、
小さいのにとても長生きする動物もいます。
そこで体の大きさではなく
体内の「リン」の量で並べ替えると
リンを排出できる能力をもつ生き物は長く生きられるという
綺麗な順番のグラフになるそうです。
リンは本の中では
老化加速物質と呼ばれています。
怖いですねーーーーー。。。
骨をカルシウムとともに作っている栄養素なので
リンは決して悪者ではないのですが
現代人はとかく摂り過ぎ。
骨以外のところにあるリンは
血管などを結晶化させるなどして
老化がどんどん進んでしまうそうです。
多く摂り過ぎたリンをせっせと排出しようとする腎臓も
ダメージをうけ、
ダメージを受けると、体内にリンが溜まってしまう。
だからなるべく摂らないのが良いそうです。
リンは添加物に多く含まれているので
なるべくソーセージやハムなどの加工食品を控えること、
それと、リンにはあるべき場所に止まってもらうよう
やはり運動が必要なのだそう。
動かせば、骨に止まってくれますが
座ってばかりだと骨からリンを出してしまうということらしいです。
体のために毎日180リットルもの血液を濾過してくれる腎臓を大切にしたいと思いました。
東洋医学で考えると
冷えると腎臓が弱くなり、腎臓が弱くなると冷えやすくなります。
また五行で表すと腎は「黒」なので
症状としては黒で現れます。
普段よりクマが出ているなと思ったら腎が疲れているかなと思ってもいいかもしれません。
食事から整えるならやはり黒いものを。
ひじき、こんにゃく、黒豆、小豆などを積極的に摂ってみてくださいね。
結局のところ行き着くところは
いつだって
食事を気をつけることと運動をすること。
やっぱり基本に戻るんですね。
今年もなるべく体を動かすようにしたいと思います。

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