ガングリオンが治りました
- maicyan28
- 2016年5月25日
- 読了時間: 2分
3年程前から8歳の息子の手首に異常な膨らみがあります。
一応できた時に病院で診てもらいました。
それはガングリオンといって取り除くなら注射のようなもので中にたまったゼリー状のものを
を吸い出すというのが治療となるののですが
そのマイナー手術にはやはり相当な痛みが伴うとのこと。

これが半月前ほどの状態。
ガングリオンそのものには痛みは全くなく
ただ膨らんでいるだけなので
まだ小さいし、もしかすると組織に吸収されるかもしれないから様子をみましょう、ということで
その日の診察は終わりました。
そのまま放置すること3年...
本当にごめんなさい。
気になりつつも忙しさにかまけてたまにそれに対しての治療は私がしましたが
持続してケアしてあげるということをしてきませんでした。
でもやはり膨らみはかなりのもので
お友達の子供がみてもぎょっとするような感じだったので
きちんとこれを治そう!と心に決めたのが
今年の4月5日のこと。
それから毎日鍼灸の治療を続けて
1ヶ月過ぎた頃に、形、大きさ、固さ全てにおいて全く変化はなく
がっくりとしていたのですが
治療を開始して1ヶ月半目で
急激な変化が現れました。
まず骨のように固くて、本当にゼリー状のものなの?と思うくらいだったものが
これはゼリーだ!と言うくらいにぷよぷよに柔らかくなりました。
これは本人がまず気がつきました。
その後日々今日はどう?と診ているのですが
膨らみそのものも山のようだったのが
だらりとなだらかになり
あきらかに大きさ、高さも小さくなってきています。
手首を曲げなければほとんどわからないくらいです。

ほぼ分からないくらいまでに...
凄い凄い!
3年も放置しないでもっと早く向き合ってあげたらよかった。
具体的には刺絡といって
身体に縦に12本ながれている経絡のそれぞれに一つづつある井穴(せいけつ)から
少々出血させるという治療を行いました。
最初の1ヶ月は違いがみられなかったけど
身体の中では血液の状態などが相当な勢いで整ったと思われます。
そして堰を切ったように治りはじめたら
みるみると変わり始めて面白いくらいです。
あー、もっと早くやってあげたらよかった。
とその後悔と共に、
恐るべし、刺絡!と改めて鍼灸の素晴らしさを実感しました。
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