玄米は発芽させてから
- maicyan28
- 2014年12月17日
- 読了時間: 3分
先日のお話じゃないけど玄米も
賛否両論ある食べ物で
いったい体にいいの?悪いの?と迷う方も多いのではないでしょうか?
私はここ10年くらい玄米を食べていますが
体感してみて
体に悪いとは絶対に思えません。
ものすごい排出効果があるので
食べ始めてからは
デトックスの繰り返しで大変なこともありましたが
その山を超えるたびに体がスッキリして
健康になっていくのを感じました。
玄米を悪く言う人は
・玄米は消化が悪い
・フィチン酸がミネラル吸収を阻害する
・農薬の影響を受け易い
などなど色々とありますが
農薬がぬかの部分に多くたまりやすいという性質はあるので
なるべく無農薬を選べば最後の部分は大丈夫ですね。
フィチン酸については多くの企業や学者もざわついてますが
そもそも玄米にはフィチンはあってもフィチン酸は含まれていないというデータがあって
色々読んだけど、私はそちらを信じてます。
つまりミネラル吸収阻害の効果はない、と私は思っています。
消化が悪いというのは確かにあるので
ひたすら噛むといいと思います。
と、上3つは簡単に問題じゃなくなるのですが。
玄米も種子であることには変わらないので
収穫してから乾燥させる時に
まだ発芽してはいけないんだなーって
玄米自身が発芽抑制物質を作ります。
生でナッツを食べないように
炒ってからパンやお菓子に使うのも同じ理由になりますが
こちらはあまりよろしくないです。
この物質は体を動かすエネルギーを作るミトコンドリア(これもんの凄く大切な器官なんです!いつかお話したい!)を傷つけてしまうので
こちらは取らない方がいいものです。
なのでできるだけ浸水時間を長くとって
あ、もう発芽してもいいだなって玄米に思わせて
発芽抑制物質がなくなったところで炊いていただくのが
吸収もよくなり無毒化されていていいと思います。
市販の発芽玄米を、と行きたいところですが
ノンノン!これも注意が必要なんです。
実は最近私も知ったのですが
市販されている発芽玄米は
一度発芽させているので
その時に発芽抑制物質はなくなっていますが
その後乾燥させてから市場に出すためにパックする際に
そこでまた発芽抑制物質が発生してしまうのです。
しかも
2度目に発芽を抑制させられた玄米なので
よりいっそう沢山の発芽抑制物質が蓄えられてしまいます。ひえーーーっ(汗)
なので、おうちで一晩水につけてから炊いて食べるような工夫をしてください。
実際に発芽していなくても大丈夫です。
胚の部分が少しぷっくり膨らんだなくらいで十分です。
私はいつも朝ご飯の後片付けが終わると
夜ご飯に炊く分を水にひたしはじめます。
40度くらいのぬるま湯にしてあげるとこれでも夕方までにぷっくりしてきます。
気がついた時にお湯を足してあげたりして冷えてしまった温度を上げるような
ゆる〜いやり方でも充分です。
是非やってみてください〜
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