『狂った油』を知っていますか?
- maicyan28
- 2014年10月23日
- 読了時間: 3分
もはや健康に小煩い長老みたいになってきましたが
これについては書かないではいられないトピックの一つです。
人体へ及ぼす影響を知っている人が
『狂った油』
『食べるプラスチック』などと呼ぶ油について。
トランス不飽和脂肪酸です。
こう書いてしまうと何のこっちゃ、という感じですが
一般の食品では
マーガリンやパンやクッキーに含まれている
ショートニングというものに多く含まれています。
このネズミすら食べないと言われている人工的に個体化された油は
海外ではマクドナルドさえ使ったら訴えられる程なのに
なぜか日本ではあまり騒がれていません。
アメリカや中国でさえ
トランスファットが入っているかどうか食品に表示する義務がありますが
まだ日本ではその存在すら知らない人がいるのではないでしょうか?
トランス不飽和脂肪酸は常温で液体の油に水素を添加し
加熱処理することで
個体化する際に生まれます。
トランス不飽和脂肪酸は天然のものは牛肉や豚肉などに入っていて
こちらは特に問題ありませんが
人工的に作られたものは
体内で悪玉コレステロールを増やし
動脈硬化を起こし、はては心筋梗塞や狭心症のような病気を起こします。
また認知症、アトピー、糖尿病
不妊症、子宮内膜症、癌、アレルギーなど
様々な病気の原因になると言われています。
こんなに身体に悪く、欧米ではその摂取量を規制したり
表示を義務づけたりと騒がしいのですが
なぜ日本ではまだそんなに心配されないのでしょうか?
一説では既に製造されてしまった在庫があるので
日本はそれを消費するまで騒がないでいる、とのまことしやかな噂も。。。
怖いよ〜。。
その真相はさておき
やはりこの世界で恐れられている狂った油を
なるべく摂取しないようにしたいものです。
そのためにできることは
自分が、家族が口にしているものがどのように作られて
何が入っているのかをまず気にしていくことからかな、って思っています。
あまりストィックになると本当に口にできるものがなくなってしまうので
食べる時は気にせずに、
そして時間が許すのであればパンやお菓子を手作りにシフトしていき
揚げ物や油を使った商品には気をつけていくような心がけで
ずいぶん胃や肝臓も楽になるのかな、と思います。
トランス不飽和脂肪酸が入っていない
(トランスファットフリー)ショートニングは楽天などでも簡単に手に入ります。
先日作ったマーブルパンや普通のパンを作る時に
私はいつもトランス不飽和脂肪酸の入っていないものを使っていますよ。

いつも読んでくださってありがとうございます♪
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