アミノ酸とはなんでしょうか?
- maicyan28
- 2014年10月20日
- 読了時間: 4分
今日はアミノ酸についてお話しようと思います。
アミノ酸とはタンパク質を構成している物質なので
身体の多くはアミノ酸でできていると言えます。
特に必須アミノ酸は絶対に必要でありながら
体内ではできないので食物から摂取する必要があります。
なのでサプリメントが沢山でていて
なーんとなく「健康的」なイメージをもってしまっている方もいるのではないでしょうか。
一方世界で初めて塩辛さや甘さなどのそれまであった味覚に
新しい「旨味」という第五の味覚を発見したのは日本人で
(教科書に載るほどの大発見だったのです!)
昔は味の素という化学調味料としてどの家庭にもありました。
昔の話でありますが
味の素を食べると頭が良くなるという噂があり
「栄養」と思って食べていた人もいたそうです。
今はそれが化学調味料ということで
一般の家庭からはほとんど消えたとは思いますが
化学調味料の生産量は年々増えています。
つまり加工食品や外食産業では山のように今も使われているのです。
中華料理を食べた白人さんが
体調を崩してしまうこと(チャイニーズシンドロームと言われています)で
化学調味料が身体によくないのでは???と知られるようになりましたが
欧米の方に言わせると
日本にきて外食すると眠れなくなる、手足がしびれるなど
チャイニーズシンドロームと同じようになるそうです。
グルタミン酸(うまみ)は体内で精神興奮物質として作用しますが
昆布などからとった自然のものであればもちろん問題ありません。
味の素などの化学調味料は石油やサトウキビの砂糖を取り除いた糟から作られ
様々な工程を経て作られているので
自然のものとは違いイライラさせたり、眠れなくなったり、手足がしびれるということが起こります。
東南アジアでは野良犬を退治するために
化学調味料をつかい手足を麻痺させて捕まえています。(ぎゃー)
脳は人間の身体と心をコントロールする中枢なので
有害な物質が入らないように血液脳関門という関所のような機構がありますが
化学調味料はこの関門を簡単に通り抜けてしまい
脳に直接作用していきます。
ラットなどの実験では人間が食べるのと同じ程度の濃度(体重に比例させて)の化学調味料を注射すると
脳が小さくなる、奇形が生まれる、視力が落ちるなど
恐ろしいデータが続きます。
成長ホルモンがでないので背が伸びないのに肥満になる
アルツハイマーの原因、癌細胞が急増する、
不妊症の原因となる。。。などなど
化学調味料の恐ろしさは拾い上げたらきりがないくらいです。
さて、
冒頭でお伝えしたタンパク質の構成物質であるアミノ酸、ですが
おうちにある食品を見てください
原材料のところに
「調味料(アミノ酸)」と書いてあるものがありませんか?
これは実は化学調味料のことなんです。
原材料に化学調味料とか、グルタミン酸ナトリウムと書くよりも
アミノ酸という言葉を使うことで
不健康なイメージをもたせないようにするのが狙いだと思いますが
れっきとしたいわゆる旨味調味料です。
台所から味の素やハイミーは消えても
そうとは知らずに化学調味料をたくさん摂取しているということを
もしかすると気がついていない人も多いのかもしれません。
スーパーで買い物するとこのアミノ酸という文字のない食材を探すのは一苦労するほど
どの商品にも使われています。
外食した場合もおたまですくいあげて入れるくらいの量が入っていると考えてもいいでしょう。
今の日本では化学調味料をゼロにするのはもはや難しい状況ですが
なるべく手作りを心がけ
外食はたまの贅沢。
毎日コンビニのものを食べていた人は週に3回に減らすなど
少しの工夫でも違うと思います。
こんなことを書いていますが
小さい赤ちゃんのころは私のコントロール下にあった子供達も
既に意思をもって
「あれが食べてみたい、これが食べてみたい」となるわけで
私はなーんとなくしらばっくれてそれらを避けつつ
たまにはいこう!と行く事もあります。
そんな時は「添加物がー」とか「化学調味料の味がしてやーね」なんて野暮なことは言わないようにして
プライスレスな子供達の笑顔を楽しもうと思って私も一緒に食べまてますよ。
要はほどほどに。
ただ
国は決して国民の身体を守ってはくれない、ということは肝に銘じて
自分の愛する家族くらいは自分で守りたいな、と
母の最後の悪あがき中です(笑)
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