
鍼灸 アロマセラピーサロン
八千代市八千代台東2−9−8


画像1 吸い玉 画像2 刺絡後背中のお血を吸い出しました 画像3
刺絡(しらく)について
東洋医学の古典的手法
刺絡とは、鍼灸の世界では古典とされる手法の一つで、主に手足の指先にある井穴(せいけつ)というツボから少し出血させることによって、全身調整していく治療法です。井穴とは井戸のように気が湧き出るツボで、身体に12本縦に走る経絡の最初か最後の経穴となります。これは東洋医学では古くから使われてきたツボですが、西洋医学でも神経解剖学として臨床例は多数報告されています。
難病にも効く
刺絡は即効性があり、自律神経を整え、免疫を高め、炎症を抑えるのにとても優れた効果を発揮します。治療が難しいとされるしびれや、痛み、難病にも効果をみせ、癌や関節リウマチ、自己免疫疾患にも応用されています。鍼灸院でも刺絡しか行わない治療家もいるほどで、私自身、3年に1度の割合で繰り返していた副鼻腔炎が、以前は耳鼻科へ行って溜った膿みを吸い出してもらうことを繰り返さなければ治らなかったのですが、刺絡と出会ってからは耳鼻科に行くことなく、すぐに炎症を抑えることができるのには驚きました。
神経解剖学的な機序
西洋医学では自律神経を調整することはできない、と言われてきました。自律神経を調整するのは脳の一番奥深いところにあり脳外科医ですら絶対に触ることができないからです。しかし、刺絡を行うことで血液の成分が直ちに顆粒球優位のものからリンパ球優位へ変化し、自律神経を整えます。顆粒球過多になっている血液の流れる身体は活性酸素を生み、病気に偏りがちとなります。また背中の皮膚が黒ずんでお血(古い滞った血液)が溜っている箇所を刺絡することで、必要のないドロドロとした血液を出すこともできます。この際吸い玉(画像1)を使う事でより効果的に古い血を排出することができます。(画像2、3)出血させるという手法であることから、あまり多くの人が知られていない刺絡ですが、頭痛、腰痛、風邪、喘息、アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎など、数多くの疾患に有効で、自律神経を整え、活性酸素の発生を抑えることで老化も防ぎ、体質改善していくことができます。持続性のある治療効果の為に、刺絡の後に置き鍼を施し効果的に井穴を刺激します。置き鍼の販売もしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
吸い玉について
吸い玉はカッピングとも呼ばれ、古くはメソポタミア文明の頃から行われており、現在に至るまでその効果、即効性から廃れることなく生き残った治療法で、今では医療だけではなく美容業界でも注目されています。背中には内蔵をコントロールする経穴が集まっており、自律神経も走っているので首、肩周辺、肩甲骨のこわばりや、腰痛などを煩うことで、全身の不調へとつながっていきます。吸い玉は体内に蓄積された老廃物を表皮近く迄吸い上げることで、血液循環がとても良くなります。内蔵が疲れている場合は赤紫の跡となってあらわれます。こちらは3〜10日ほどで消えます。吸い玉をする際に、最初に刺絡をすることで体内のお血を吸い出すこともできます。こちらは凝りの部分や皮膚の色が黒ずんでいる時に行いますと、悪い血を効果的に出すことができますので、施術後非常にスッキリとして、痛みや凝りが解消していきます。
吸い玉の効果を具体的にご紹介いたします。
・血行が良くなる
・血液が奇麗になる
・血管、組織が強くなる
・肌がきれいになる
・デトックス効果がある
・ストレッチとマッサージ効果がある
・余分な脂肪が落ちる



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